シンプルがもたらす幸せ

“夢”?それとも“安定”? これからの人生を楽しむうえで

  • 夢よりも安定を選ぶ人が多い。なぜか?
    自信がないからでもあるだろう。環境的困難のせいだったりもするだろう。しかし、『安定=幸せ』とか『平凡が一番』とかいう思想による部分がやはり大きいと思う。
    では、人はなぜ「安定」や「平凡」を幸せと感じるのか?
    昔は「安定」や「平凡」が十分に得難いものだったせいもあるだろうが、現代においては困難ではなく、こういう昔からの教えに引きずられている人もいるだろう。
    そういうのは論外として、人の意識からなかなか拭い切れないのが『将来への不安』の思いだろう。
    「将来への幸せ」とか「老後の安定」とか、そういうもののために冒険を避け、資金をコツコツ貯めて、夢を諦めている人が非常に多いと思う。
    今回はその考えを一喝だ。
    “自分の将来にたいしたことなんてない!”
    あなたが仮に人生の半分を生きたとして、これまでは結構盛りだくさんのイベントがあっただろう。でも残りの半分はどうだ?まあせいぜい子供の出産(孫の誕生)くらいを挟んで、あとは臨終の場面だ。つまり、人生を12回完結のドラマだとしたら、もう10話くらいまで進んでいて、残りは2話くらいのものだ。しかも、さすがに最終回くらいは盛り上がるだろうから、あなたの辛抱はせいぜい残り1話のためだけのものなのだ。
    でもこの人生というドラマは、夢に向かってチャレンジしていけば“好評につき継続”ってことになる仕組みなんだとわたしは思う。毎日毎日を決断してチャレンジしていけば、13話が14話になり、20話、30話・・・と伸ばしていけるものなのだとわたしには思えるのだ。だからわたしは「将来のために」なんて考え方はしない。年数さえ残っていれば「先が長い」訳でないことにも、安定を選べばたいしたドラマが待っていないことにも、いつか気づいてしまったからなのだ。

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柴咲、黒木、米倉、3女優に見るインナービューティー

実はこれが第1回目に書いたコラム。
「ダイエット」「メイク」「インナービューティー」「ファッション」「恋愛」など、用意しておいたいくつものテーマから、第1回目はやはり本職ともいえる「メイク」を選んだ。

何を書こうかなぁ・・・と思いながら、まず今美しいと感じる女優を思い浮かべてみる。
柴咲コウ、黒木瞳、米倉涼子の3人が出てきた。(そしてわかったことだけど、この3人はわたしの中で他の人たちを引き離している)
次に3人の共通点からコラムを書き進めるべく、それぞれの印象的なパーツを自分の目の中に映してみて、さてここで困った。
柴咲コウの『目』、これはいい。テーマの「メイク」にぴったりだ。しかし2人目の黒木瞳は『えくぼ』が浮かんだ。
『えくぼ』なんて『メイク』と関係ないじゃないかーっっっ!と思いつつ、3人目の米倉涼子に至っては『鎖骨まわりのデコルテ』が目に映ってしまう。全然ダメ!!
困ったなぁ・・・となりながら、3人の共通点は?と自問を続けてみると、しかしやっぱり共通点はわたしの中ではしっかりとあった。
この3人は皆「気が強そう」もしくは「芯が強そう」なのだ。そして美人女優としての自分の最大のセールスポイントである”目””えくぼ””デコルテ”をおそらく自ら愛している。
つまり3人のそのパーツは、彼女たちの自己愛と自信を表すパーツなのだ。
わたしは言うまでもなくメークアップアーティストであることが原点であり、今もわたしの手掛けるすべての技術の中心にメイクがあるつもりだ。ところが「メイク以外」にこそ3人の共通な美しさがあるという結果になってしまった。
メイクを本職とするわたしでさえ、女の美しさは「第1にメイク」だなんて思わない。断言してもいい。
それは自分を愛し、そのことから自分に持てる自信が内面から外面ににじみ出ることにあるのだ。