シンプルがもたらす幸せ

輝くということ

  • 「深海に泳ぐ魚族のように自ら光らなければ何処にも光などない」
     
    これはわたしが最も尊敬する作家の大島渚さんの言葉です。
     
    人が輝くということは、他人が輝くために自ら光を放つことであり、自分が輝くための心がけは、人と自分を区別しないことに尽きると思います。
    これは、長い人生を生きて、わたしが得た最も尊い答えです。
     
    潜在意識は自分と他人の区別がつきません。だから他人の栄光を決して否定してはいけないのです。
     
    自分以外の誰かのために一生懸命になれる心を育てることは、もしかして私たち人間の生涯の課題なのかもしれません。それは、人の幸せを心から喜ぶことが自分自身が輝く唯一の方法だからです。
     
    ですが、輝きも、喜びも、他者に対する「愛」の形も人それぞれで、これが絶対に正しいという鉄則はありません。だから、難しいし、この難題を精一杯楽しめる自分にならないと。
     
    人に心を寄せて、心から誰かの幸せや成功を願える自分であり続けたいと願えば、目の前の出来事が全て学びになっていきます。
     
    日本には美しい四季があります。
     
    今の自分に何が起きていても、必ず季節は巡っているということを忘れずに、雨の日も、曇りの日も、正しい心がけをもつ自分を信じて、面白がって、心を伸ばしていきたいですね。

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柴咲、黒木、米倉、3女優に見るインナービューティー

実はこれが第1回目(2000年)に書いたコラム。
「ダイエット」「メイク」「インナービューティー」「ファッション」「恋愛」など、用意しておいたいくつものテーマから、第1回目はやはり本職ともいえる「メイク」を選びました。
何を書こうかなぁ・・・と思いながら、まず今美しいと感じる女優を思い浮かべてみる。
柴咲コウ、黒木瞳、米倉涼子の3人が出てきた。(そしてわかったことだけど、この3人はわたしの中で他の人たちをダントツ引き離している)
次に3人の共通点からコラムを書き進めるべく、それぞれの印象的なパーツを自分の目の中に映してみて、さてここで大変困った。
柴咲コウの『目』、これはいい。テーマの「メイク」にぴったり。しかし2人目の黒木瞳はどうしても『えくぼ』が浮んでしまう。
『えくぼ』なんて『メイク』と関係ないじゃないかーっっっ!と思いつつ、3人目の米倉涼子に至っては『鎖骨まわりのデコルテ』が目に映ってしまう。あかん、全然ダメ!!
困ったなぁ・・・となりながら、3人の共通点は?と自問を続けてみると、しかしやっぱり共通点はわたしの中ではしっかりとあったのです。
この3人は皆「気が強そう」もしくは「芯が強そう」なんですよね。そして美人女優としての自分の最大のセールスポイントである”目””えくぼ””デコルテ”をおそらく自ら愛しているに違いない。
つまり3人のそのパーツは、彼女たちの自己愛と自信を表すパーツなんです。
わたしは言うまでもなくメークアップアーティストであることが原点であり、今もわたしの手掛けるすべての技術の中心にメイクがあるつもり。ところが「メイク以外」にこそ3人の共通な美しさがあるという結果になってしまった。
メイクを本職とするわたしでさえ、女の美しさは「第1にメイク」だなんて思わない。断言してもいい。
それは自分を愛し、そのことから自分に持てる自信が内面から外面ににじみ出ることにあるのです。
みなさんも是非、自分を心から愛し、自分に持てる自信、自分のナンバーワンを見つけてくださいね。